睡眠分野の史上最高の本「スタンフォード式 最高の睡眠」をオレ流解説?!

どんな本?『スタンフォード式 最高の睡眠』

今回は最近話題になっているスタンフォード式 最高の睡眠についてレビューしていきたいと思います‼️

この本は日本人でありながらスタンフォード大学医学部教授である西野清治氏によって2017年3月に発行されました。

ではなぜこの本が評価され、最近目に入ることが多いのだろうか?
もちろん、その答えはこの本を読んでみれば分かる。

そこで筆者なりに、この本を読んでみて衝撃的であった箇所を3つほど上げてみる。



1.ダイエットと睡眠

2.体温と睡眠

3.朝のアラームと睡眠

1.ダイエットと睡眠

よく過激なダイエットは睡眠によくないと耳にする。

しかし女性の本音は「だからってダイエットはやめれない、睡眠が大事なのは分かるけども実際どのくらい大事なのか分からないし、デートするときは少しでも綺麗でいたいものだ
しかしそんな女性たちに朗報だ。

綺麗になりたければ必ず夕食を食べろ!!


これは食べれば痩せるという話ではなく、
食べなければ良い睡眠にならず結果として
ホルモンバランスが崩れるということだ。


少し詳しく書くと、
夕食を抜くとオレキシンという物質の分泌が促進される。

このオレキシンはとても厄介だ。

食欲を増大させるだけでなく、脳を覚醒させる。これが眠れないの原因の一因となる。

夜12時くらいにお腹が空きすぎて眠れないという状態になったことが誰しもあるだろう。
そしてつい食べ物に手を出したことも。

そして食べるとぐっすり寝れたはずだ。

その原因はオレキシンという物質であった。

この本なりに言うならば、
「夕食抜きは、眠りと健康にとってまさに"百害あって一利なし"」である。


2.体温と睡眠

実は睡眠というのは最初の90分が物凄く大事である。

この90分で質のいい睡眠がとれなければ、残りの睡眠もあまり質が良いとは言えない。

それくらい最初の90分は大切!!


そしてその90分を最も高めるのが、
就寝90分前の「入浴」である。

体温には、深部体温と皮膚体温がありここで特にだいじなのが、深部体温である。

入浴をすると体の芯まであったまる、というフレーズはよく耳にするだろう。

これは深部体温が上昇するということだ。
そして上昇した深部体温は大きく下がろうとする。

ここが肝だ。


大きく下がろうとした深部体温は、皮膚体温に近づく。

深部体温と皮膚体温が近づけば近づくほど睡眠への入り口がスムーズになる。
すると結果的に良質な睡眠がとれる、ということだ。


ちなみにだが、きっちり90分前の入浴なんて難しい、という方もいるだろう。

この方にでも、バツグンに良い対策法がある。

足湯である!


しかもこれのいいところは、就寝直前でも良いということだ。しかもこれは入浴と同等の効果がある。

時間にも縛られず、効果は同等と、まさに一石二鳥である。


3.朝のアラームと睡眠

朝が弱い人にとってもっとも重要なことが、
この「アラーム」だ。

筆者自身、学生時代はとにかく朝に弱く、毎朝親に怒られながらいやいや起きたものだ。

親に起こされたり、やかましいアラームで起きるとイライラするし、好きな曲をセットしてもその曲がだんだん嫌いになってくるし…

しかし、この方法を試すとものすごく目覚めが良くなった。イライラする回数もだいぶ減った。

それは、

アラームは2つの時間でセットする

である。

2つの時間とは、20分である。

7時に起きたければ、
6時40分と7時にセットする。

するとものすごく目覚めが良くなった。

目覚めが良くなったメカニズムは簡単だ。

レム睡眠(浅い睡眠)時にアラームの音を聞き、起きると身体が辛くなくなった。

レム睡眠は身体も起きてる状態に近くなるので、起きやすくなる。

これを実践するとしないとではまるで違うことがわかる。

ちなみにだが、この時、
アラームは曲はセットしていない。
どちらともバイブレーションのみで起きている。

1回目のアラームは、「微弱で、短く」セットする。

筆者の場合、2回目も同様に短くセットしているが、今までほとんどが1回目のアラームですんなり起きれたため2回目のアラームで起きた記憶がまだない。


4.最後に
正直いって、微弱で短いバイブレーションで起きれるなんて思ってもいなかったし、この本を読んだ後もなかなか実行しなかった。

だがやってみると本当に起きれたのですごくびっくりした。

この本には、今回紹介できなかった衝撃的な部分が後7個はある。

例えば、就寝前のお酒や、朝の日光を浴びることの大切さ、昼食後の眠気の原因などだ。

ぜひ読者にも、この本は買ってもらいたい。
これだけ安価で専門的な本はこの分野において見たことがない。


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